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『女が本気でプレゼントに喜ぶ時の心理とは?』――メイド喫茶元オーナーヒロN氏の『脱・非モテ講座』第7回

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―「メイド喫茶元オーナー・ヒロN『脱・非モテ講座』」は、メイド喫茶元オーナー・ヒロN氏が、メイド服を脱いだ素顔の女の子と接して得たノウハウを非モテタイムズで教えるコラムです。―

では、前回の記事「共通の話題がない場合どうすれば?」のラストに出題した問題です。

「女の子の気をひくために、何か、プレゼントを贈ることが有効だ」

○か?×か?

さあ、どっちでしょうか?

これは、この講座を読んでくださっている方なら、もうすでに、答えが書いてあるな、と気づくはずです。でも、ちょっと大事なことだし、勘違いしているヒトも多いようなので、改めて書かせていただきます。

答えを先に言うと「×」です。

私が、昔、メイド喫茶をやっていた時も、メイドの子に気に入られたくて、よくプレゼントを持ってくるヒトがいましたっけ。女の子たちは喜びます。「わあ、カワイイ!」とか「わあ!おいしそう!」とかね。「いやあ、僕は、女の子が喜ぶ顔が見たいから、それでいいんだよ」なんて、かっこいい!

でも、だからって、もてるわけではない。残念ながら。

かえって、あんまり眼中にないヒトから高価なものなんか贈られると、気持ち悪がられたりしてね。これでは逆効果です。でも、女の子が、プレゼントを欲しがったり、もらって喜ぶ場合もあります。それはね、最初から、その子が、その男性に気がある場合です。つまり、「好き」なのが先にあり、「プレゼント」は、その男性の気持ちを確認する手段に過ぎない。ということです。だから、「プレゼント」は女の子の気を惹くきっかけにはならないということ。これは、割りと、男子が勘違いするところです。

私、ヒロNは、かなりのおじさんなので、その昔、銀座の高級クラブとか行ったこともあるのですが、そこのお客さん、つまり、いい歳をして、会社的にもエライおじさんなんかも、その辺をすご~く勘違いしていて、そういうことを、せっせとやっていたりします。

バカですな。はっきり言って。高価なブランドバッグやらアクセサリーやら皆女の子は、質屋に持って行ってお金にしてますよ。そのお金で、ホストクラブに通ってたりしてね。やれやれ。ここで、女の子の物欲について、考えてみましょう。ヒロNが見たところ、女の子には、男性が言うところの「物欲」というものがあまりありません。え?そんなことない? 何言ってるんだ! って。でも、本当にそうなんです。どういうことかって言うと、女の子の最大の欲求は「何かがほしい」というのではなく「好きなヒトから愛されたい」ということだからです。はっきり言って、女の子は、あんまりその他のことには興味がありません。女の子の行動を観察してみると、その大部分は「好きな男の子に好かれる」ためにやっていることだということがわかります。女の子は、毎日何時間もかけてお肌のお手入れをしたり、髪をいじったり、服装に凝ったりしています。女の子は、意識的にか、無意識的にか、「愛されるための努力」を一生懸命やっているのです。好きな男性に愛される、そのこと以外に女の子は基本何も要らないのです。女の子が、モノを欲しがるケースは、主に2つです。

1つはさきほど言ったように、愛するヒトに、犠牲を払わせることによって、自分への気持ちを確かめたい時。もうひとつは、「愛されたい」という欲求が満たされない時の代替行為として、モノに走る場合です。いずれにしても、女の子の本心は「愛されたい」であって、「モノが欲しい」ではないのです。

この女の子の特長を、よく表わしているのが、倉田真由美の「だめんずうぉーかー」です。

このマンガは、大ヒットしました。これは、生活力のない男に引っかかってしまう、倉田真由美自身も含めた女性の実話が載っています。倉田真由美自身も人気漫画家なので、相当な収入を得ているのですが、事業に失敗したダメ亭主の借金を肩代わりし、生活の面倒も見ています。でも、彼女は、別に腹を立てているわけではなく、亭主に嫌気がさしているわけでもない。むしろ、淡々と子育てをしながら、人気漫画家として、稼ぎまくっています。それは、なぜか。倉田真由美には「好きな亭主に愛されている」という実感があるからでしょう。愛されていれば、自分の稼ぎが注ぎこまれていても、別に問題はないのです。女性とは、そういう価値観で生きている生き物なのです。つまり、女性は、本来、けっしてモノでは釣れないのです。そこのところ、男性は、間違えないようにしなくちゃです。

では、次に、こんな問題はどうでしょうか?

「デートの際は、男がおごるべきである。」

○か×か?

さてこれはどうでしょう?

明日に続く。

(ヒロN)

■次号を読む→ 『デートの一言目は褒めよ!女の子は待ち合わせ3時間前に起きて準備する!』第8回

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ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年までメイド喫茶を経営。その時の体験から、女の子の心理パターンがすごくよくわかるようになる。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書き、賛否両論いろいろな騒動に巻き込まれるが、結構楽しい日々を送っとりますな。現在も、全国の非モテ男女のために、と男女の恋愛テクニックの啓蒙のために、老骨に鞭打って活動中です。皆さん、暖かく見守ってくださいね。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)

・ヒロN氏のブログ 「ヒロN式!

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